ラケットレビュー「バボラ ピュアストライク 16×19(Babolat Pure Strike 16×19)」

バボラ ピュアストライク 98 16×19

発売から時間が経っていますが「バボラ ピュアストライク 16×19(Babolat Pure Strike 16×19)」のレビューを書かせていただきます。

このラケットは「Project One7」というテストを経て開発されました。

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「Project One7」とは何か

このラケットの開発にあたり、バボラは契約プロの意見だけではなく、世界中から選ばれた約300名の攻撃テニスを展開する一般プレーヤーの意見を幅広く取り入れて開発することにしました。

その開発プログラムが「Project One7」です。

その結果、前モデルは扱いにくいモデルだと不評を浴びましたが、今回のモデルは幅広いプレーヤーに受け入れられるモデルとなったとのことです。

ピュアストライクシリーズを使用しているプロ選手といえばドミニク・ティエム選手ですね。コートのどこからでも強烈に叩き込んでいくプレースタイルは私の憧れでもあるので、実際に購入して使用してみました。

ドミニク・ティエム

「バボラ ピュアストライク 16×19」を打った感想

このラケットの前はピュアドライブ2015を使用していたので、ピュアドライブ2015との比較になります。

ピュアドライブと比べて低い弾道で鋭く飛びます。そして芯を捉えて打った時は、バウンド後の伸びが素晴らしいです。面のサイズが小さいぶん振り抜きもよく、気持ちよく振り回せます。

ピュアドライブほどパワーアシストが無いため、振った分だけボールが飛んでいきます。そのためとてもコントロールしやすく、楽しくプレーできます。

私はボレーがそれほど得意ではないのですが、このラケットなら飛びすぎることもなくて飛距離の調整がしやすく、打ちたいところに打つことができます。

サーブもスイングスピードが出やすく、フラットサーブを気持ちよく打てます。

・・・と、ベタ褒めしてきましたが、上記はスクールのダブルスクラスでの感想です。シングルスの試合では感想が全く変わりました。

シングルスの試合で使った感想

万全の体制で打てる時は、スクールと同じように強烈なボールを送り込むことができます。

ですが実際のシングルスの試合では、なかなかそんな場面はありません。お互いに左右に振り回し合い、ポイントのチャンスを狙うことになります。

私はピュアドライブのパワーアシストで、相手に振り回されながらも繋いでいくタイプなので、それほどアシストが期待できないこのラケットでは苦しい展開になります。

このラケットはシングルスで使うとしたら、ストローク戦になる前に叩き込んでポイントをもぎ取るという方、あるいは高校生や大学生などの若い方で、ストローク戦になりながらも底なしの体力で叩き込める上級者の方に向いていると思いました。

つまり私のような社会人から始めた中年プレーヤーには、シングルスの試合で使うにはかなり厳しいラケットだと思います。

ストリングを張る場合の注意点

私は自分でストリングを張るので、気が付いたことを書いておきます。

このラケットはかなり変形しやすいです。
(※変形具合は張り終わってストリングマシンから外すときに分かります)

一本張りでクロスを上から張ると簡単に変形します。段階的にテンションを調整すれば変形を防げますが、データ取りが大変です。

ここはあえて2本張りにしてクロスは下から張ることをおすすめします。

「ラケットが変形したから何なんだ」って思う方には関係ありませんが、私は道具を大切にして長く使いたいので、できるだけ変形を少なくなるように心掛けています。

まとめ

最初持ち上げ、後から落とすというレビューになってしまいましたが、これからテニスを始める若い人には良いラケットだと思います。

ピュアドライブのようにアシストがないので、自分から打っていくという意識を身に付けられるからです。

なお、私のような中年プレーヤーでもスクールで使う分には楽しくて気持ちのいいラケットです。コントロールもしやすいので、ダブルスにも最適だと思います。

このピュアストライクにはバリエーションがありますので、簡単に説明させていただきます。

まずは今回ご紹介した「ピュアストライク 16/19」。スピードとスピンも重視したパワフルなコントロール系ラケットです。

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g(±7g)
バランスポイント:320mm(±7mm)
フレーム厚:21.0~23.0mm
ストリングパターン:16×19

「ピュアストライク 100」。フェイス面積を大きくしたパワフルで扱いやすい100平方インチのコントロール系ラケットです。

フェイス面積:100平方インチ
重量:300g(±7g)
バランスポイント:320mm(±7mm)
フレーム厚:21.0~23.0mm
ストリングパターン:16×19

「ピュアストライク TEAM(チーム)」。若干軽めの操作性を重視した100平方インチのコントロール系ラケットです。

フェイス面積:100平方インチ
重量:285g(±7g)
バランスポイント:330mm(±7mm)
フレーム厚:21.0~23.0mm
ストリングパターン:16×19

「ピュアストライク 18/20」。ストリングパターンを細かくすることで、より攻撃的なスピードテニスに対応したコントロール系ラケットです。

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g(±7g)
バランスポイント:320mm(±7mm)
フレーム厚:21.0~23.0mm
ストリングパターン:18×20

「ピュアストライク VS」。高い完成度に加え、扱いやすさも重視したコントロール系ラケットです。

フェイス面積:98平方インチ
重量:295g(±7g)
バランスポイント:325mm(±7mm)
フレーム厚:21.0mmフラット
ストリングパターン:16×20

「ピュアストライク VS ツアー」。ハードヒッターのために完成度を高めたコントロール系ラケットです。

フェイス面積:98平方インチ
重量:320g(±7g)
バランスポイント:310mm(±7mm)
フレーム厚:21.0mmフラット
ストリングパターン:16×20

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