このゴールデンウィークに映画「グレイテスト・ショーマン」を観てきました。公開から2ヶ月以上経ってしまいましたが、必ず観ようと決めていた映画です。
ミュージカル映画は分かりにくい印象があるのであまり観ないのですが、好きな俳優(ヒュー・ジャックマン)が主演であること、主題歌の「This Is Me」を劇場の設備で聴いておきたいということ、この2つの理由だけで観に行きました。
そしたら感激のあまり自然と涙が流れるという、初めての経験をしてしまいました(照)。
とにかく劇中の音楽全てが素晴らしいです。そして美しいダンスと映像表現、希望に満ちた物語と相まって素晴らしい映画に仕上がっています。
もちろん映画館を出てすぐにCDショップに駆け込み、サウンドトラックを購入しましたよ。
内容には全く期待していなかったので、予備知識はゼロの状態で観ました。それが良かったのだと思います。
まだ観ていない人には同じ体験をしてもらいたいので、内容については書きません。
私は割と映画を観ている方だと思いますが、これまでは人からオススメの映画を聞かれた場合はクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」をお薦めしていました。
でもこれからはこの「グレイテスト・ショーマン」もお薦めしようと思います。
と、こんな風に書いても何も伝わらないと思うので劇中で流れる音楽をいくつか紹介しておきたいと思います。
英語なんて分からなくて良いんです。「考えるな、感じろ」です。
紹介する音楽を聴いて何か感じるところがあったら、絶対に映画館で観たほうが良いです。
この映画こそ、映画館で観るべき映画です。
This Is Me
ラジオで初めて聴いた時に「なんじゃこりゃあああ!」と驚いた曲です。私は幼い頃から感音性難聴のため高音が少し聞き取りにくいです。そのせいかドラムとベースの音を追いかけて楽しむ傾向があります。
この曲はヴォーカルとコーラスはもちろんですが、特にドラムが素晴らしく、そのドラムにベースが心地よく絡んできて最高の音楽となっています。なおドラムは2台使用して演奏しています。
Rewrite The Stars
ロマンチックな疾走感が心地良い曲です。若い男女2人のハスキー気味の歌声が切なくて心に響きます。
男優のザック・エフロンは、かつて歌が苦手だったために役者として大きな屈辱を味わったそうですが、努力次第でここまで上達できるものなんですね。
Never Enough
この歌声は女優のレベッカ・ファーガソンのものではありませんが、見事な演技力で引き込まれてしまいます。ファーガソン以外の俳優たちの表情だけの演技も見どころです。
番外編:映画製作決定前のプレゼン映像 その1
「This Is Me」を初めて人前で歌ったキアラ・セトル。緊張のあまり最初は声が出ていませんが、徐々に自分の殻を破り、関係者を魅了します。
まさにこの映画のテーマの1つを体現しています。
ピアノの人のキレッぷりも面白いです。調べてみたらこの人が音楽担当者の一人、ジャスティン・ポールでした。
番外編:映画製作決定前のプレゼン映像 その2
鼻の手術をして医師から「歌っちゃダメ」と言われているのに、我慢できず歌ってしまう主演のヒュー・ジャックマン。
さすが舞台役者らしい、人に語りかけるような歌声で一同大盛り上がり。やっぱりこの人はスターですね。