現在テニスの四大大会の一つ、ウインブルドン選手権が行われています。
その出場者の一人に杉田祐一という選手がいます。
先週行われたウィンブルドン選手権の前哨戦、アンタルヤ・オープンで男子プロテニスツアー初優勝を果たした選手です。松岡修造さん、錦織圭選手に続く日本人三人目の快挙として、日本のメディアでも小さめですが取り上げられました。
昨日ウインブルドン選手権の本戦にて、惜しくもフルセットの末に2回戦敗退となりましたが、純国産の日本人選手として日本のテニスファンに大きな感動をもたらしました。
「純国産の日本人選手って何だよ」って思うかもしれません。
実は松岡修造さんと錦織圭選手はアメリカで練習して活躍した選手なのです。それに対し、杉田祐一選手は日本の大学出身、日本のテニス環境で練習している選手なのです。
しかも身長は173cmと日本人の平均的な身長で、海外の選手が190cm前後なのに対し、非常に小柄な体格です。
そんな彼が日本人歴代2位の世界ランキング44位を記録し、こんなコメントを残しています。
「僕は苦労して良かったと思っている。腐りかけても、こうして戻ってこられた。そんな人生を経験できる人は少ない。」
遅咲きの28歳と言われていますが、あと数年は戦えるはずです。超人だらけのテニス界ですが、今後も注目の選手です。