イギリスのロックバンド「Queen(クイーン)」の伝記的映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
まだ上映開始間もないので、ドルビーアトモスの設備を備えた劇場で、非常にクリアなサウンドで鑑賞することができました。
私は一時期Queen(クイーン)にドはまりしていた時期があったので、映画としては期待せずにライブを見に行くノリで見に行きました。
そしたら俳優たちの演技が素晴らしいこと!Queen(クイーン)のメンバーへの敬意が感じられる作品でした。
私が知っている事実と異なるストーリーだったりしますが、たった2時間でQueen(クイーン)を語るためには脚色も仕方がなかったのかもしれません。
Queen(クイーン)が活躍したのは主に70年代半ばから80年代半ばなので私はリアルタイムで聴いていたわけではありませんが、それでも劇場では感動しました。
リアルタイムで聞いていた世代の方々は、もっともっと感動するのではないでしょうか。
ちなみにボーカルのフレディ・マーキュリーを演じるラミ・マレックと、ベースのジョン・ディーコンを演じるジョゼフ・マゼロ。
この2人は太平洋戦争を描いた2010年のテレビドラマ「ザ・パシフィック」でも共演していたので、今回の映画で再び共演している姿を懐かしい目線で観てしまいました。
今回の映画「ボヘミアン・ラプソディ」のあらすじは、バンドの結成から1985年7月13日にイギリスの旧ウェンブリースタジアムで行われた20世紀最大のチャリティーイベントである「ライヴエイド(LIVE AID)」までの物語です。
クライマックスのライヴエイドのステージでは「これぞ完全再現!」って感じで、とても手が込んだものになっています。細かいところですがピアノの上に置いてあるペプシの紙コップの感じが時代を感じさせて面白かったです。
意外なのは、Queen(クイーン)を知らない若い世代にも評判が良いとのこと。いい音楽は世代を超えるんですね。とても嬉しいです。
ライヴエイド(LIVE AID)に出演した名だたるメンバーの中でも最高のパフォーマンスを見せたと言われるQueen(クイーン)のステージは、今でもYoutubeで見ることができます。
2曲目の「Radio Ga Ga」のトゥクトゥクいってるイントロから、歌い終わった後の観客との掛け合いの流れが最高です。
ライブを盛り上げる天才的なセンスを持つフレディ。映画でもキレッキレなパフォーマンスで親しい友人からライブのスタッフまで全員を笑顔にします。
最後のスタッフロールではフレディ存命中最後にリリースされたアルバムに収録された「The Show Must Go On」が流れます。
フレディという天才を失って27年が過ぎましたが、たくさんの素晴らしい音楽を残してくれたことに感謝しながら劇場を後にしました。
少なくとも、もう1回観に行くつもりです。