新作ラケットレビュー「YONEX EZONE 100L(ヨネックス イーゾーン 100L)2020」

ヨネックスEZONE2020レビュー

先日参加したヨネックス主催の試打会に参加して購入を決めた「ヨネックス EZONE100L」のレビューをさせていただきます。

試打会の感想は下記のリンクからご覧ください。

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スペックの誤差について

既に試打会で惚れ込んでいたので2本購入したのですが、ヨネックスでも重量・バランスにかなりバラつきがあるようです。

ヨネックス EZONE100L」のメーカー発表の正式なスペックは下記の通り。

フェイス面積100inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG0・1・2(平均285g)
バランスポイント平均325(mm)

重量とバランスポイントに注目です。私が購入したラケットのスペックは下記の通りです。(グリップのフィルム約2g込み)

重量287.5g
バランスポイント321(mm)
スイングウェイト273(kg/cm2)

ややトップヘビーのバランス325mmに惚れて購入したはずなのに321mm・・・。振ってみると、やっぱり軽すぎました。軽い分には重くできるのでフレーム内側にレッドテープを付けて調整し、程よい重さに調整しました。

大会に出るために予備が必要なので似たスペックの物を探したところ、気持ち悪いくらい(笑)にほぼ同じスペックの物が見つかりました。2本目のスペックは下記の通りです。

重量287g
バランスポイント321(mm)
スイングウェイト273(kg/cm2)

重さが0.5g違うだけで他はすべて同じ。調整してもらったわけではないのに何という偶然。すぐに購入を決め、1本目と同じようにレッドテープを張り全く同じスペックのラケットを用意することが出来ました。

なお他に計測してもらったラケットの中にはこんなスペックの物がありました。(グリップのフィルム約2g込み)

重量287g
バランスポイント330(mm)
スイングウェイト283(kg/cm2)

これ全く違うラケットといっても差支えがないスペックです。だから、もしスペックにこだわる場合はお店に計測してもらうことをおすすめします。

試打会ではノーマルの「EZONE 100」が軽すぎて打ちにくかったのですが、もしかしたらメーカー規定内のスペック誤差があったのかもしれません。

使用しているストリングについて

本題のレビューの前に、ストリングが違うとラケットの印象も大きく変わるので、私が使用しているストリングのご紹介です。

私が使用しているのは「テクニファイバーXR3」の1.25mmまたは1.30mmです。ゲージが違うとだいぶ印象が変わりますが、その時の調子や対戦相手によって変えます。

自分の調子が良い時や対戦相手のボールが強い時は1.30mmを使用し、それ以外は1.25mmを使用します。あくまでナイロンストリングなので1.25mmだとグニャってしまいパワーロスを感じるので使い分けることにしています。

ストリングについては人それぞれの好みがあると思いますが、体育会系の部活等に所属している選手又は所属していた20歳代の人でなければナイロンストリングの方が良い結果が出るように思います。

ポリストリングを使う人の意見で多いのが「ナイロンだと飛びすぎるから」ということが多いですが、飛びをストリングで調整するとただ失速しているだけの場合があります。

あくまで飛距離はラケットの振り方でコントロールすべきで、ストリングで調整するものではないと思います。

これ以上書くとポリ好きな人に反感を買いそうですし(笑)長くなるので止めますが、一般人もポリストリングを使うのが良いことだみたいな風潮に疑問を感じるのでちょこっと書いておきました。

「ヨネックス EZONE 100L」レビュー

やっと本題のレビューです。

発売直後に入手できたので既に2ヶ月半ほど使用しました。合計60時間以上使用し、そのほとんどがシングルスのラリー練習・練習試合で、その他に県の年齢別シングルス選手権への参加しました。大会の結果については聞かないで下さい(笑)。

ショット別の感想を書くべきなのかなと思うのですが、そこまで語るほど繊細なテニスをしていないので思いつくままに書こうと思います。

このラケットはぶっ叩いてなんぼのラケットです。振れば振るほどその良さが出てきます。ヨネックスは「Seize The Power(掴み取れ、そのパワーを)」というキャッチコピーを出していますが、まさにその通りで、ボールがストリングにグッと食い込んでドーンッと放出する感覚を得られます。打っていてとても気持ちが良いです。

直近まで使用していたピュアアエロ2019はそこまでグッとこらえる感覚は無く、もう少し早く弾くイメージでした。

ピュアアエロ2019もそうでしたが「EZONE 100L」も自然と弾道が高くなります。自動的に程よくスピンが掛かるので、ボールをネットの高いところを通してベースライン際に落とし、相手を後ろに下げるのが通常の使い方になると思います。

なおフラット系の打ち方をしてもパワーがあるラケットなので、バウンド後にグッと伸びるボールを打つことが出来ます。とても懐が深いラケットだと思います。

このラケットは硬いか軟らかいかでいうと、硬めなのかなと思います。しかし、しっかり叩いた時にグッと掴む感じがあるので感覚的に硬くはなくバボラのラケットに比べると軟らかい感覚を得られると思います。

ヨネックスのラケットは振動の吸収に力を入れていますが、確かにバボラのラケットよりは振動が少ないと思います。振動から情報を得るタイプのプレーヤーもいますが、私は振動を出来るだけ少なくしたいタイプなのでこんなものを使用しています。

バイブカット

グリップのすぐ上につけている黄色いリングです。これは「VIBECUT(バイブカット) 」という商品で、フレーム自体の振動を吸収します。メーカーは2個付けることを推奨していますが、1個5gほどの重さがあるので今は1個だけにしています。

これを付けたことでラケットのバランスが変わり、スペック上は黄金スペックのやや軽い版になっていますが、この5gが良い感じに強いボールを返してくれるので、興味があったら試してみてください。

まとめ

ラケット以外の話が多くなってしまいましたが、今回の「ヨネックス EZONE 2020」はとても良いラケットだと思います。想像ですが打感・飛び・コントロールに相当こだわって設計しているように思います。

何となくメカっぽいデザインは好みが分かれますが、以前のヨネックスに比べればいいデザインだと思います。昔はかなりダサかったですから・・・。

98インチモデルは試打会でほとんど打たなかったので分かりませんが、100インチモデルよりさらに軟らかいようです。さらに98インチでありながら他社の100インチのような大きさのスイートスポットを備えているようなので、元々98インチを使用している人は乗り換えやすいかもしれませんね。

多くの人が使用できるように様々なモデルが用意されているので、下記に簡単なスペック紹介とリンクを乗せておきます。参考になれば幸いです。

EZONE 98のスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。瞬時の掴みに優れる、コントロールモデル。

フェイス面積98inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG2・3(平均305g)
バランスポイント平均315(mm)

EZONE 98Lのスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。瞬時の掴みに優れる、軽量コントロールモデル。

フェイス面積98inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG1・2(平均285g)
バランスポイント平均330(mm)

EZONE 100のスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。スピードボールで攻める、オールラウンドモデル。

フェイス面積100inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG1・2・3(平均300g)
バランスポイント平均320(mm)

EZONE 100Lのスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。スピードボールで攻める、軽量オールラウンドモデル。

フェイス面積100inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG0・1・2(平均285g)
バランスポイント平均325(mm)

EZONE 100SLのスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。軽快な弾きのエントリーモデル。このモデルのみホワイトカラーも選べます。

フェイス面積100inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG0・1・2(平均270g)
バランスポイント平均330(mm)

EZONE 105のスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。スウィートエリアの広い、オーバーサイズモデル。

フェイス面積105inch²
素材高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズG1・2(平均275g)
バランスポイント平均330(mm)

EZONE FEELのスペック詳細

爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。操作性に優れる、ステップアップモデル。

フェイス面積102inch²
素材高弾性カーボン+ナノセルネオ+VDM
サイズG0・1・2(平均250g)
バランスポイント平均350(mm)
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