最も長生きできるスポーツは何か?
あまり考えたことはなかったですが、ちょっと気になるテーマです。
シドニー大学(オーストラリア)のエマニュエル・スタマタキス教授らのチームが30歳以上の8万306人の男女(調査開始時の平均年齢52歳)を対象に、平均9年間の追跡調査を行ったそうです。
調査は下記の6つのスポーツ分野と死亡リスクについて調べたそうです。
(1)テニス、スカッシュ、バドミントンなどのラケットスポーツ
(2)ランニング、ジョギングなどの走るスポーツ
(3)サイクリング(自転車)
(4)スイミング(水泳)
(5)エアロビクス
(6)サッカー、ラグビーなどのフットボール
その結果、運動をしない人に比べて死亡リスクが少ないのは下記の順番だったそうです。
(1)テニスなどのラケットスポーツ(死亡リスクが47%減)
(2)スイミング(同28%減)
(3)エアロビクス(同27%減)
(4)サイクリング(同15%減)
さらに心臓血管疾患の死亡リスクが低かったのは下記の順番だったそうです。
(1)テニスなどのラケットスポーツ(56%減)
(2)スイミング(41%減)
(3)エアロビクス(36%減)
なんとなく自分のペースで出来るランニングやジョギングが健康に良さそうなイメージがありますが、今回の調査では死亡リスクを下げるという意味ではあまり効果がないようです。
テニス好きの私にとっては、テニスが長生きできるスポーツと認められることは嬉しいです。
しかしテニスはある程度真剣にやると、手首・肘・肩・膝・足首などの関節を痛めたり、足の肉離れも多いスポーツです。
すでにテニスをしている方も、これからテニスを始めようという方もケガには十分注意して、生涯スポーツとして楽しみましょう!