テニススクールに行ったら9月発売の「バボラ ピュアアエロ(Babolat Pure Aero)2019」の試打ラケットが入っていたので30分ほど打たせてもらいました。
私は普段「バボラ ピュアドライブ(Babolat Pure Drive)2018」を使用しているので、このラケットとの比較になります。
私は週3回テニスをする社会人のお遊びプレーヤーなので、適当に読み流す程度でお読みください(笑)。
2018年9月29日追記:新作ラケットレビュー「バボラ ピュアアエロ(Babolat Pure Aero)2019」
ストリングの違いについて
まずは前提としてストリングの違いを書いておきます。
普段使いの「ピュアドライブ(Babolat Pure Drive)2018」
メイン:シグナムプロ トリトン 1.24mm 48ポンド
クロス:ヨネックス レクシス 1.30mm 48ポンド
試打させてもらった「ピュアアエロ(Babolat Pure Aero)2019」
メイン・クロス: シグナムプロ トルネード 1.23mm 45ポンド
実際に打ってみた
まずはウォーミングアップのネット際で行うミニテニスから。
私はミニテニスは打点の確認およびスピンを掛ける練習だと考えているので、近距離とはいえ相手のサービスボックスに収まるように厚い握りで薄く当てながらしっかり振るようにしています。
普段よりストリングのテンションが低いせいか、弾道はピュアドライブ2018よりも高く上がり、その後急激に落ちます。それが楽しくて調子に乗って持ち上げすぎると、やっぱりアウトします(笑)。
続いてボレー・ボレー。ピュアドライブ2018より弾く感じが強いと思いました。シンプルに言うとパワーがあります。面を作るだけで、「バンッ」っと相手に向かっていきます。
次にストローク。これはミニテニスと同じです。ネットの高いところを超えてベースライン付近に向かって急激に落ちます。フラット気味にネットの低いところを通してみても、やはりベースラインに付近に着弾します。
そして最後に球出し(スペインドリル)。返球してくる相手はいないので思いっきり打ってみました。
このピュアアエロ2019はピュアドライブ2018よりパワーがあると感じました。そしてスピンも凄い掛かります。非常に雑な書き方ですが、しっかり打ってネットを超えれば、勝手にコートに収まります。
そして打感も柔らかくて気持ちいいです。
ピュアドライブ2018もパワーがあり、スピンも掛けやすいので素晴らしいラケットです。しかしこのピュアアエロ2019はそれ以上の扱いやすさです。
振り抜きの良さが素晴らしい
ピュアアエロ2019でストロークを打ってハッキリ分かるのは振り抜きの良さです。
私は今までピュアドライブシリーズを使ってきたのでピュアアエロは未経験でした。
「スピンモンスター」などといったキャッチコピーに対して「スピンはスイングで掛けるもんだ!」と考えているので心のどこかでバカにしていたのですが、コレ本当にスピンモンスターです(笑)。
実際に使ってみてあっさりと手のひらを返してしまいましたが、もっと早く手を出していれば良かったなぁ・・・。
どちらも黄金スペックと言われるラケットですが、ピュアアエロ2019は振り抜きがとても良いです。
事実、リストバンド型のテニスセンサー「バボラPOP」でフォアハンドのスイングスピードを確認したところ、いつもより時速10km以上早い134kmが出てました。
まとめ
レッスン後にコーチに「どうでした?」と言われた私の回答は・・・
「これください!」でした(笑)
軽い気持ちで試打したつもりが予約購入することになってしまいましたねぇ・・・。
恐らく私と同じピュアドライブユーザーの方も、違和感なく乗り換えられるモデルだと思います。
私はラケットの構造等は全くわかりませんが、ピュアドライブと比べるとパワーとスピンの掛けやすさは素晴らしいです。ストリングの配置と振り抜きを良くする形状のおかげなのでしょうか。
しかしストリングをいつものハイブリッドにした場合にどうなるか分かりません。この辺は試行錯誤が必要になるかもしれません。
発売は9月上旬なので、今から楽しみです!